6日目:青の洞窟でシュノーケリング体験

旅行も終盤に差し掛かる6日目。この日は家族全員が待ち望んでいた青の洞窟でのシュノーケリング体験の日です。早朝、ホテルで朝食を済ませた後、シュノーケリングの予約をしていた恩納村に向けて出発。恩納村は沖縄でも有名なリゾートエリアで、ここから出発する青の洞窟ツアーは非常に人気があります。

セレナC26に乗り込み、約40分のドライブで恩納村に到着。ツアーガイドと合流し、まずはシュノーケリングの装備を整えます。リナとタクミは初めてのシュノーケリングに少し緊張していましたが、ガイドさんが丁寧に説明してくれたおかげで、すぐにリラックスした様子。カオリも「海の中をこんなに間近で見るのは初めてだから楽しみ!」と期待を膨らませます。

いよいよボートに乗って青の洞窟へ出発。波の音と海風に包まれながら進むボートからは、透明度の高い沖縄の海が広がり、その美しさに家族全員が息をのみました。青の洞窟に到着すると、ガイドさんの合図で海へと飛び込みます。最初は少し水温に驚いたものの、すぐに慣れ、海の中の美しい景色に夢中になりました。

洞窟の中に進むと、名前の通り、青い光が海面に反射して神秘的な雰囲気が広がっています。洞窟内は静かで、青く輝く水面に浮かんでいると、まるで別世界に迷い込んだかのような感覚。リナは「本当に青いんだね!海の中がこんなにきれいなんて」と感動し、タクミも「魚がいっぱい!手が届きそうだよ!」と興奮気味です。

ガイドさんが指し示す方向にはカラフルな熱帯魚が群れをなして泳ぎ、まるで水族館の中にいるような体験ができました。ユウタは防水カメラでその様子を撮影し、「これは一生の思い出になるな」と満足げです。シュノーケリングが終わった後も、リナとタクミは「もっと泳ぎたい!」と名残惜しそうにしていました。

シュノーケリングを終えた後、次は読谷村に向かい、午後は焼き物体験を楽しむことにしました。沖縄の焼き物といえば「やちむん(焼物)」が有名で、読谷村には多くの陶芸家が住んでいます。家族全員で陶芸工房に入り、手びねりでオリジナルの皿やカップを作る体験は、特にサヤカにとって刺激的なものでした。デザイナーとしての感性が発揮され、彼女は「これは自分のデザインに使えるかも!」とひらめきを得ていました。

タクミとリナも、楽しみながら自分なりの形を作り上げ、「完成したら家に飾ろう!」と大喜び。焼き上がりを楽しみにしながら、家族全員が素敵な作品を作り上げました。こうして、沖縄の自然と文化を同時に楽しんだ一日は、充実感に包まれて終わります。

夜はホテルに戻り、リゾートのディナービュッフェで、沖縄の海の幸や郷土料理を存分に堪能しました。シュノーケリングと焼き物体験で疲れた体をリラックスさせながら、家族全員が満足そうに「今日は最高だったね」と語り合います。

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